公務員のための戦略的転職のススメ

公務員から民間企業への転職!公務員がなれる業界・職種とは?資格やスキルを駆使して公務員からの脱却を目指します!

【公務員の転職】転職活動の経過報告です!Part7【転職活動】

皆さん、こんにちは。

 

リクルートエージェントさん・dodaさん・マイナビエージェントさんを通じて転職活動を続けているアキラユータです!

前回、外資系の総合コンサル会社の一次面接突破!そして二次面接もなんと突破!
といったところでしたが、今回は別の企業の面接のお話しです。

 

転職活動の始まりから見たい方はこちらから。

 

aata0925.hatenadiary.jp

 

 

 

前回の二次面接と同日、dodaさんとの電話面談を終えて、求人案件がいくつか送られてきました。

dodaさんは、リクルートエージェントさんと似た求人が多く、

公共分野向けのコンサルティングや、シンクタンク系の求人が多かった印象です。

英語を活用できる仕事への挑戦意欲も伝えていたので、

このほか、日系企業の海外進出支援の仕事や、

グローバル人材向けのヘッドハンティングの仕事の求人を紹介いただき、

それらの求人を中心に応募してみました。

 

六社程度申し込んだうちの一社から、面接のご案内をいただきました!

 

 どのような企業かと言いますと、

バイリンガル・ハイクラスの転職を支援する人材紹介サービス」を提供する企業です。

正に、今私が転職活動の相談をしているような、キャリアアドバイザー的な役割を担う職種になります。

 

ここまでのコンサルコンサルコンサルの流れで、いきなり人材業界?と

思われる方もいるかもしれません。

 

しかしながら、私の軸としてはぶれていない(つもり)です。

 

元々、「これがやりたい!」という願望を持たず、「こうありたい!」という願望だけで転職活動を始めました。

転職活動の軸は、「組織に頼らないでも生きていける個人としての成長を得ること」であり、

そのために、

挑戦し続けられる環境

個人としての成長が得られる仕事

業界として伸びていること

以上三点を要素に掲げました。

 

今回の企業も、個人としての成長そして業界としての将来性も期待できると考えました。

業界ごとに特化したチームを構成しており、特定の業界に自分自身の能力を伸ばすこともできるところも、魅力的でした。

 

また、この企業は日系企業であるにも関わらず、かなり外資系企業っぽい雰囲気です。

まず、社員の国籍が多様で、半数近くが外国籍のスタッフであると言います。

そのため、社内の公用語も英語で、英語スキルを伸ばすことが出来るとも期待できます。

働き方も魅力的で、フレックスタイム制の採用はもちろんのこと、

休憩室にフルーツやコーヒーが用意され、パーティ等の社内イベントは活発、

クリスマス休暇等の制度もあるとのことでした。

 

私自身、公務員ではありながら、ここ2~3年は仕事で英語を使う機会も多く、

その一方で現環境で英語スキルを伸ばすには限界があると感じていたため、

英語スキルを伸ばすためにも良い環境だなと思いました。

 

と、いうわけで前置きが長くなってしまいましたが、

とにかく書類選考を通過しました!

 

しかしここで問題が一ついや二つ!!

 

まず、英文レジュメの提出を求められました。

英文レジュメの存在は知っていましたが、特に事前作成していませんでした。

早速dodaの担当さんに作り方のコツを聞こう!と思いメールしますが、

面談の時はあんなに親身に応じてくれていた担当さんが
全く返事をくれない……!

……ということで、結局ネットで調べて頑張って書きました。

これで合っているんだろうか…等と思いながら捻り出しましたが、まあこれだけで落ちることは無いだろうと。

 

もう一つの問題が、面接の案内メールに記載されていました。

人事担当者及びディレクターとの日本語・英語面接を予定しております。

 

英語面接………

 

たしかに、求人票には英語面接もあると書いてありました。

しかし、ディレクター面接と社長面接は英語面接、と書いてあったため、

まあ一次面接でいきなりそんなお偉いさんは出てこないだろうと高を括っていました。

 

それがいきなり一次から英語面接です。

 

英語面接なんてさすがに初めましてです。

英語を学んでいる方はもちろんのこと、ただ就活等でWEB面接をやっている方にも

伝わると思いますが、対面とオンラインではコミュニケーションの難易度が違います。

 

足りない英語能力は、対面でならジェスチャーでこちらの意図や熱意も伝えられますし、

相手の言うこともクリアに聞こえますから、発音がよっぽど訛っていなければ大体聞き取れるでしょう。

しかしオンラインだとリスニングの難易度も跳ね上がり、こちらの言っていることも伝わりにくいというハードモード

 

相手の言うことは聞き取れない恐れもあるけど、とにかく自分の喋るパートの練習せねば……と思い、早速スクリプト作成。

 

日本語の面接なら、ちょっとくらい忘れてもポイントを押さえておけば

ポイントに沿ってその場で臨機応変に伝えることが出来ますが、

私の英語力だと一言一句完璧に再現しなければ絶対に無理だと考えました。

作成したスクリプトをひたすら音読し、身体に染み込ませた上で面接の時間を迎えました。

 

いざ!WEB面接のURLにアクセス!!!!

 

 

 

 

パッ

 

 

 

 

Good morning!!!

 

人事の日本人と外国人ディレクター一緒に出てくるかと思ったら、

外国人ディレクターだけ画面に出て来た……!!

ちょっと予想外の展開だったので一瞬うろたえたものの、すぐにフランクな挨拶を交わします。

 

Good morning!

How are you?

I'm good! And you?

I'm fine.

 

……みたいな中学英語的なやり取りを交わした気がします。

かなりフレンドリーな雰囲気を出してくれて、発音も聞き取りやすかったので、

思ったより大丈夫かも!と少し安心しました。

 

想定される質問は、事前にdodaの担当者さんから示されていました。

具体的には、

・自己紹介

・人材業界についてどんなことを知っているか

・弊社についてどんなことを知っているか

・弊社のどの分野に興味があるか

・弊社にはどのような分野があるか知っているか

・あなたのモチベーションとなる原動力は何か

・あなたの強みは何か

・営業要素のあるロープレ

と提示されており、これらについては回答を練っておきました。

 

実際、ほとんどdodaの担当者さんに提示された質問ばかりで、

なんとありがたい!と思ったことを覚えています。

 

Please introduce yourself.

から始まり、

What do you know about human resource industry?

へと繋がっていきました。

当然用意している質問には、身体に染み込ませた英語でペラペラ回答します。

しかしながら、当然深堀質問に対しては、

uh... you know... what I'm saying is that...

みたいなゴミイングリッシュで対応しました。

 

最もつらかったのが、最後のロープレでした。

事前にdodaの担当者さんから提示されていた内容と全く一緒だったのですが、

これが実際にやってみるとかなりしんどかったです。

 

内容としては、お互いが同僚という設定で、

面接官はイタリアンレストランに行きたいところを、

居酒屋に行くように説得せよ、というものでした。

 

面接官に、美味しいイタリアンがあるから君をぜひ連れていきたいんだ!

さあ一緒に行こうよ!と言われるので、

ひたすら居酒屋の魅力を並べ挙げて説き伏せにかかります。

しかしこの面接官、全く折れません。

 

居酒屋ならイタリアン的なものも食べられるし、

安いし、美味しいし、とにかくお薦めなんだ!とアピールするも、

最後には、

「実は予約してあるんだ。イタリアンに行こう。」

と説き伏せられます。

 

ここを説き伏せられないと、営業としては失格だったのかもしれませんが……

予約してあると言われた時点で笑ってしまい、

じゃあ今日はイタリアンに行こう。でもおすすめの居酒屋があるから次は絶対そっちに行こう。

と言って締めくくりました。

 

ロープレも頑なにイタリアンに行きたがるだけで、

面接全体を通して終始フレンドリーな雰囲気でした。

こちらからの逆質問もしまくりましたが、

全て快く答えてくれましたし、この人と働きたいな!と思いました。

 

ディレクターとはここでさようならして、次に人事担当者の日本人の面接官が入ってきます。

やはり国民性なのでしょうか、ディレクターとのギャップはすごく、堅い印象を受けました。

面接対策を怠ったわけではありませんが、

英語面接を無事に乗り切った安堵からか、緊張感の無い面接になってしまっていたかもしれません。

 

日本語での面接も、

・自己紹介

・自己紹介への深堀

・一番苦労して解決したこと

・あなたの強み

・逆質問

といった内容でした。

 

面接ではよくある質問ですが、

「一番苦労して解決したこと」という質問。

これがなかなか私は個人的には苦手に感じています。

正直、苦労して解決した仕事は多くありますが、パッションと大量の時間外労働、コミュニケーションで乗り切った覚えしかなく、

そう説明することしか出来ません。

単に仕事の棚卸不足なのかもしれませんが、

今回の面接でも、このパッション理論があまり納得いただけなかったようで、

この点についてかなり深堀質問を受けました。

 

日本語面接の方は、やり切った!という感は無いまま終了。

コミュニケーションがあまりかみ合わなかったこともあってか、

日本人の面接官の方への印象は特に残りませんでした。

 

翌週、結果が通知されました。

 

今回はお見送りとなりました

 

悔しいです!

働きたいなと思える職場環境、そしてディレクターだったので、

もっと選考を進めて色々なお話しを伺いたかったのですが。

 

お見送り理由としては、

・新規顧客の獲得などの面で懸念が残る

とのことでした。

誠実かつ真摯に顧客に向き合えるとお見受けした、とポジティブなフィードバック(社交辞令)もいただきましたが、

営業力と言いますか、強引に持っていく力とか、そういったパワーが足りなかったのかなと思います。

優しさだけでこの業界ではやっていけないということでしょうか。

 

ただ、一次面接で落ちるということは、

パーソナリティの部分で企業に合わないと判断されてしまった、

もっとこの人のことを知りたいと思ってもらえなかったと考えていますので、

その点はショックだなあとシンプルに考えています。

 

と、いうわけで今回はここまでです。

英語面接という貴重な経験をさせていただいた、今回の企業には感謝しかないです!

 

次回、いよいよ外資系総合コンサル会社の最終面接レポートです。

 

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